社員インタビュー|次世代につなぐものづくりの楽しさ

社員インタビュー05

interview 05

次世代が働きやすく
ものづくりを楽しめる環境にしたい

2012 年入社

技術部

部長S さん

入社の経緯

ものづくりへの情熱を受け止めてくれる

私は2012年に入社し、今年で13年目になります。それ以前は別の製造業の会社に約16年勤めており、製造業一筋のキャリアを歩んできました。ものづくりの世界に足を踏み入れてから30年以上が経ちますが、この仕事の奥深さには今でも驚かされます。

転職を考え、他の業界へ移ることも一瞬頭をよぎりましたが、結局のところ「自分はものづくりが好きなんだ」と気づいたのです。自分の手で形にしたものが世の中に出ていく、その工程すべてに関われる製造業の仕事は、私にとって何にも代えがたいものです。そしてこの浅井ショーワには、そういった情熱を受け止め、支えてくれる環境がありました。

現在の役職と仕事内容

次世代が働きやすい環境をつくりたい

現在、私は技術部の部長を務めています。この役職に就いて2年ほどになります。技術部長という立場は、単に業務を管理するだけではなく、未来を見据えながら会社の方向性を考え、社員一人ひとりを成長させる役割を担う責任の重いポジションです。

主な仕事は、お客様からいただく案件の見積りや工程設計の検討です。「どうすれば効率的に、かつコストを抑えて製品を作ることができるか」、この問いに対する最適解を見つけることが、私の大切な仕事の一つです。しかし、新規案件が常にあるわけではありません。そのため、既存の製造工程の改善や、現場での問題解決もまた、重要な任務となっています。

部長としての役職を任されたとき、最初は正直迷いもありました。私自身、中途採用で入社した身です。「このポジションに自分がなって良いものか?」、「長年この会社に従事している社員が就いた方が良いのではないか?」と考えました。しかし、上層部からの「一度やってみてほしい」という言葉を受け、私は腹をくくることにしました。

そして「この会社をもっと良くしたい」「次の世代が働きやすい環境を作りたい」そう思うようになったのです。

役職者としての使命と部下への想い

自分を超えていってほしい

技術部の部長として、私は部下との対話を最も大切にしています。仕事を進める上で重要なのは、単なる業務の指示ではなく、部下が何を考え、どのような想いを持っているのかを理解することです。コミュニケーションがなければ、組織は機能しません。

私は若手の社員によく言います。「仕事の本質は、ただ言われたことをやるのではなく、自分の考えを持ち、それを形にすることだ」と。製造業は、単なる流れ作業ではありません。一つひとつの工程に工夫があり、改善の余地があります。その積み重ねこそが、会社全体の成長へとつながるのです。

部下には「いずれは自分を超えてほしい」と思っています。私が知っていること、経験してきたことは、すべて伝えるつもりです。もし彼らが私を追い越してくれたなら、それはこの会社の未来にとって何よりの財産になります。

製造業の魅力とやりがい

チームで作り上げ、それが世の中に放たれる

私は30年以上、ものづくりの現場に身を置いてきました。その中で最も感じるのは、「この仕事は自分の努力がそのまま形になり、世の中に出ていく」ということです。

例えば、ある製品の製造工程を改善し、品質を向上させることができた時。自分のアイデアが実際の製品に反映され、それが社会で使われる。それはものづくりに関わる者にとって、何よりの喜びです。

また、この仕事には「チームで作り上げる」楽しさもあります。個人の力だけでは成し遂げられないことが多く、一つの製品を完成させるためには多くの人の力が必要です。それぞれの得意分野を活かし、力を合わせてものづくりに取り組むことは、他の仕事ではなかなか味わえない充実感を与えてくれます。

就職を考えている人へのメッセージ

ものづくりの未来を一緒に発展させていきたい

浅井ショーワは、ものづくりが好きな人にとって、最高の環境だと思います。単なる作業ではなく、自分のアイデアや工夫を活かせる場所です。最初は分からないことも多いかもしれません。しかし、一つひとつの作業を積み重ねていくことで、確実に成長していくことができます。

そして、私は役職者として、次の世代がより良い環境で働けるように、この会社をもっと魅力的な場所にしていきたいと考えています。皆さんと一緒に、この会社を、ものづくりの未来を、さらに発展させていけることを楽しみにしています。

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