
新しい技術を身に付け、
常に成長し続けられる環境です
2013 年入社
技術部
I さん

入社の経緯
高校卒業後は就職すると決めており、地元の企業を中心に就職先を探している中で、浅井ショーワも候補の1つになっていました。また、面接の前に工場見学をさせてもらい、「こういう職場なんだな」と実感したのを覚えています。今年で11年目になり、現在は技術部門で日々業務に取り組んでいます。
製造業のイメージと実際
単に加工するだけじゃない…
入社前は、製造業といえば「汚れる」「大変そう」というイメージがありました。実際に働いてみると、そのイメージはある程度当たっていましたね。やはり金属を扱う仕事なので、粉塵や油汚れは避けられません。最初は慣れませんでしたが、毎日やっていくうちにだんだんと慣れていきましたね。
他には、思っていた以上に作業の種類が多く、単純に部品を加工するだけでなく、洗浄やアルミ部品の取り扱いなど、幅広い業務があることに驚きました。製造業と一言で言っても、その中にはさまざまな工程があるんだなと感じています。

技術部門への異動と現在の業務
体より、頭を使う仕事
最初は製造部門で仕事をしていましたが、1年後に技術部門へ異動になりました。自分から希望を出したのではなく、技術部門の人員が足りなくなり、名前が挙がったという形です。
現在の仕事は、新規品の立ち上げや加工プログラムの作成、作業の効率化などがメインです。お客様から図面が届いたら、それをどう加工するか検討し、最適な工具や方法を決めていきます。加えて、作業の生産性を上げるために工具を変えたり、加工工程を見直したりもしています。
パソコンでの作業が多く、プログラムの作成や工具の選定、見積り作業などを行います。もともとあまり体力には自信がない方なので、製造現場のように重いものを持つことがない技術部の仕事は自分に合っていると感じています。
また、技術部門の仕事には細かい計算や工夫が求められます。単に決められた手順で作業するのではなく、どうすればより良い方法になるかを常に考える必要があります。そのため、日々学び続ける姿勢が重要になってきます。
技術を学ぶ機会と研修
学びを深められる環境がある
プログラムの知識は高校時代に授業で習った程度で、ほぼゼロからのスタートでした。技術部に配属後、すぐに三重県で1週間の研修を受け、基礎を学びました。その後も実務を通して覚えていきました。
技術部に所属する社員は7人しかおらず、若手が少ないため、自分が一番若い立場です。ベテランの先輩方に教わりながら、日々新しい技術を学んでいます。技術の仕事は奥が深く、ただプログラムを組むだけではなく、工具の選定や作業の改善など、考えるべきことがたくさんあります。

仕事のやりがいと達成感
製造現場の作業員から「楽になったよ」
自分が組んだプログラムで加工がうまくいったときや、作業の改善提案が採用されたときにやりがいを感じます。製造現場の作業員から「楽になった」と言われると、改善した甲斐があったなと思います。
例えば、重いものをひっくり返す作業が大変だったとき、専用の補助道具を設計して導入したことがあります。作業員の負担を軽減し、安全性も向上したため、やってよかったと実感しました。
また、技術部の仕事は日々進化しています。新しい機械が導入されるたびに、新しい技術を学ばなければなりません。こうした変化があるからこそ、常に成長できる環境だと感じています。
会社の雰囲気と人間関係
メリハリのあるコミュニケーション
社内の人間関係は良好で、休憩時間には雑談を交わすこともあります。技術部はパソコン作業が多いため、黙々と作業をする時間が長いですが、必要なときにはしっかりコミュニケーションをとれる環境です。
ただ、技術部は若手が少なく、後輩がほしいなと感じることもあります。特に、技術の仕事は慣れるのに時間がかかるため、早めに新しい人が入ってきてくれるといいなと思っています。

浅井ショーワの仕事はどんな人が向いていますか?
ものごとに集中でき、好奇心がある人
技術の仕事は細かい作業が多いので、集中力があり、細かいところに気を配れる人が向いていると思います。また、単純に作業をこなすのではなく、興味を持って改善策を考えたり、試行錯誤するのが好きな人なら楽しめるはずです。
逆に、飽きっぽい人や集中力が続かない人には向かないかもしれません。途中で手を抜くと、不良品が出たり、事故につながったりする可能性があるので、慎重に取り組める人が求められます。
就職を考えている人へのメッセージ
技術を身に付け、アイディアを形にしたい人と働きたい
浅井ショーワは安定した企業であり、技術をしっかり学べる環境が整っています。技術部は少人数なので、じっくり学びながら成長できる職場です。
仕事を楽しむためには、ただ与えられた作業をこなすのではなく、好奇心を持って取り組むことが大切だと思います。ものづくりに興味がある人や、新しい技術を学びたい人にはぴったりの環境です。
自分もまだ学ぶことが多いですが、一緒に成長していける仲間が増えたら嬉しいですね。
また、技術部では今後さらなる人材確保が求められています。ものづくりが好きで、自分のアイデアを形にしたい人には、ぜひこの仕事を体験してほしいと思います。